さあて、NOIR3部作の最終作「エル・カザド」を鑑賞しました。まあ、NOIR3部作と言っても、別に話は通じてるわけでもないがな。とにかく、前にも言った通り、わたしはNOIRとMADLAXは結構好きなので、この「エル・カザド」にも結構期待しました。というわけで、まあ、感想を述べます。
えっと、とにかく、ギャグでした。いやー、驚きましたね。だって、NOIRとMADLAXは何気にシリアスなのに、これはかなりコメディ要素を入れました。それに、NOIRとMADLAXは謎が多いなのに(つうか、MADLAXは謎多すぎ)、これはわりとシンプルな構造ですね。とにかく、賞金稼ぎのナディと賞金首のエリスが贈る、過去を探す旅である。そして、その旅の出会いと出来事についての話です。いわゆる、「旅」ものですね。こういうものは、ぶっちゃけ、話の大筋はどうでもいいとして、その旅の過程を楽しむものです。だから、エル・カザドの話の大筋はかなりシンプルに出来て、あまり謎、というものはなかったが、その旅の出来事は大変楽しませてもらいました。そして、旅に通じて成長するこの二人はもう、、、、、微笑ましいです!!!。まあ、話はシンプル+ほとんど一話完結、なので、わりと気楽に観れるものです。MADLAXみたいにいちいち伏線を気にしつつ観なくてもいい。気晴らしとしてはいいですね。
では、キャラについて語りましょう
まずはナディ。まあ、NOIRシリーズはいつもダブル主人公で、それぞれ「天然」と「保護者」役を担当する。このナディはいわゆる「保護者」ですね。それなりに凄腕の賞金稼ぎで、エリスを守るように依頼されたが、そのうち自分からエリスを守るような、まあ、いわゆる王道的な保護者役です。わたしはこういう元気+明るい系キャラがかなりツボなので、結構お気に入りです。ただし、NOIRシリーズの主人公は決まって凄腕のガン=カタ使いなのに、この人は別にそこまでではなかったな。まあ、そりゃ、腕はいいけど、マドラックスやミレーユみたいに一騎当千はできないな。しかも結構良く助けられてるし、傷もつく。まあ、そこらへんはリアルですね。そもそも、前作のマドラックスは無敵なので、今回の主人公はちょっと弱めでもいいだろう。それに、無敵すぎると、スリルが出ないしね(笑)。ただし、ナディの過去に関してのエピソードはあまりにも少なくて、そこらへんはちょっと不満っすね。まあ、旅の目的はエリスの過去探しだから、それはいいけど、やはりもうちょっと情報がほしかったな。だって、唯一わかるのは、ナディは小さい頃何かの事件に巻き込まれ、一人生き残った、と、昔どっかのウェイトレスをやってて、男にだまされた、くらいだもん。なんてそんな小娘はそこそこ凄腕な賞金稼ぎになるのは、かなり気になる。やはり時間の問題でしょうか。う〜〜。そこはちょっと不満だな(笑)
次はもう一人の主人公エリス。なんつうか、ナディもそうだけど、今回はわりと萌えを重視したつくりですね。エリスの天然っぷりはもう、、、、天然萌えの人にはたまらないはず。つうか、たまらなかった!!!!いや、だって、可愛いっすよ!!成長すればするほど可愛くなる。作中の変態二人組はエリスにゾッコンなのも理解できるよ。(笑)そして、エリスとナディの関係はもう、、、、、ラブラブすぎーーーーー(笑)。微笑ましすぎる(笑)なんかいいコンビだな。つうか、このコンビ一番好き(笑)。そして、魔女の力を持ってるので、ある意味ナディより強い。つうか、あの身体能力はありえねぇ!!とはいえ、自在に扱えないので、まあ、そこらへんはお約束。とにかく、エリスの成長を見るだけで、このアニメはかなり楽しめた。
変態その一、L.A. エリスたちを付きまとう美形な男だが、、、、性格はやばい。そして、一騎当千の強さを持ってるので、さらに性質が悪い。つうか、片手をビデオカメラを持ち、ストーキングし、そしてエリスの寝顔をみて、ハァハァする姿はもはや狂気。せっかく美形のワイヤー使いなのに、いろいろ勿体無い。とはいえ、憎めない男でもある。歪んでるとはいえ、エリスに対しての気持ちは本物やし、それに無理やりエリスを手に入れようともしてない(まあ、できないほうが正しいな)。そして、最後の散り様もそこそこグッド。まあ、いろんな意味で予想を裏切る男であるな。
変態その二、ローゼンバーグ。知的美形ですべての黒幕(つうか、美形男=変態、なのはこのアニメである)。つうか、第一話からこいつは黒幕とはっきりわかるし。(笑)まあ、あそこまではっきりしたら、もう本当に話の大筋を気にする必要はなく、過程を楽しめることが出来たな。(笑)ある意味上手いやり方だ。そして、その思い込みぶりもかなり吹いたな。いやいやいやいや、どんな根拠でエリスはおまえについていく、と思い込めるんだよ。愛って盲目だね(笑)。決着はあっさりすぎて、「はぁ?」とすらおもったな。そこはちょっと勿体ないかな。
リカルド。中年おっさん。ハードボイルド担当。つうか、この人、マジかっけぇ!決め台詞「地獄で飲もうぜ、アミーゴ」は格好よすぎ。そして、死にフラグ立ちまくってるのに、最後まで生存しただけでなく、プーマ戦と温泉戦以外、圧倒的な強さを誇る。だって、L.A.に二回勝ったのですよ!!!あのL.A.に!!しかもガン=カタを使わずに!(あれはガン=カタではない、決して)。つうか、24話のタイトルは「逝く男」で、すげぇ心配したのに、行きやがったよ!もう、最高っす!この作品のMVPを差し上げたいくらいですね。
リリオ。リカルドの連れ。言葉も上手く話せないから、おそらく4歳、5歳くらいかな。ずっと何かの裏があるのかな、とおもってたが、最後まで普通の女の子でした。でも、、、あの微笑は反則。そりゃリカルドも親馬鹿になるよ、あれを見せられると。(笑)
ブルーアイズ。魔女の末裔でナディの依頼者。つめが甘いな〜とおもってたが、彼女の心情になんとなく共感できた。だって、本気になれるわけないではないですか、あんなラブラブな二人を見て!(笑)そして、最後の最後で仲間になり、しかも、最悪な結末を挽回するキーパーソンになりました。MVPに値するね。時々みせてくれるお茶目なところもわりとグッド。つうか、眼鏡前と眼鏡後のギャップは激しすぎ(笑)
さあて、まあ、別にシナリオはすごくよかったわけではない。魔女評議会のところは龍頭蛇尾だったし、ローゼンバーグとの決着はもっと格好よく出来たとおもうな。とはいえ、過程のエピソードは面白いし、そして、別に事件を解決するわけでなく、あくまでも関わった程度しかないところは面白いね。いや、王道なら、村人を救うとか、村人の問題を解決するとか、するじゃないですか。これは別にそうでもなかった。まあ、解決や救ったのもあるが、あくまでもなりゆきでそうなっただけで、正義とかはあまり関係ない。そこはちょっと新鮮かな。
OPとEDもノリがいい曲だ。どっちも結構好き。残念ながら、ガンアクションは少ないので、慣例のアクション用曲「EL CAZADOR」はあまり流れることなかった。(つうか、ガンアクションはわりとあっさり。ガンアクション好きには物足りないだろうけど、わたしは構わないな)とはいえ、いい曲です。ヤンマーニやSALVA NOSほどではないが、悪くないです。(むしろ、ヤンマーニとSALVA NOSは神すぎ)さすが梶浦さんですね。音楽に関しては文句なし。
あとは、、、そうですね。このアニメをみると、めちゃタコスを食べたくなる(笑)。つうか、アミーゴタコスのテーマ曲はマジ頭から離れない(笑)。タコタコタコース♪ゆえに、わたしはみたあとタコスを食べました。おいしかった。(関係ねぇーーーー!!)
まあ、これくらいかな。とにかく、ナディとエリスに、これからもがんばってね〜と満足な笑顔でこの感想を終了、とします。
真龍創世 妙道当立
